○ゲーム展開
初心者の方とゲームをすると、こっちがビビッてしまう位の大量取りをしてくる場合が多々あります。
これはこれで、大変、精神的なプレッシャーになるのですが(笑)たいがい、良い結果をもたらしません・・・
対戦相手のレベルにもよるんでしょうが・・・
まず、上級者の方達には通用しないでしょう。←DIOはたまにやられます・・・(泣)
「もっと、オセロが上手くなりたい!」と、思っているのなら直ちにこの様な無謀な大量取りは止めるべきです。
よほどのポリシーが在る方や、何か策があってのことなら別ですが・・・
どうして、大量取りが不利になってしまうのかというと・・・
相手の石に比べて自分の石があまりにも多いと・・・
大抵の場合、自分の指せる場所が極端に少なくなってしまいます。
ゲームが進むにつれて、そのまま手詰り・・・最後にヤッツケられてしまうと言うパターンになりがちなのです。
では、序盤どの様に戦えばいいのでしょうか・・・。
オセロにはさまざまなテクニックがあり、一朝一夕で出来るものではありません・・・
とりあえず、一石返しを心がけてみてはどうでしょうか。
序盤、中盤と大量取りをしたい気持ちを抑えて・・・
コツコツと一石、または返す石が最小になる様に指してみるのです。
そう、何事も忍耐です(笑)。それだけで、かなり、大量取りの頃とは違うゲーム運びが出来るはずです。
ゲームの流れは、序盤(コツコツ)→中盤(コツコツ)→終盤(大量に!)が基本です。
○辺の形
DIOもオセロを始めたばかりの頃は、むきになって辺を取っていた。
辺を取った方が有利だと思っていたのである。なんでなのかは、分からない・・・
しかし、上級者の方の打ち方を見ていると・・・4辺とも自分の色の石にしてる人はあまりいなかった・・・
(まあ、ケースによるでしょうが)
そして、どうやら辺は積極的に取るものではないらしい・・・ということが分かった・・・
でも、だからと言って、まったく辺に手を出さないというのも・・・たぶん良い結果はでないでしょう・・・
そのあたりの加減が実に難しい・・・←DIOもあまり分かってません(バカ)
辺をめぐる攻防は、オセロのなかでも頭を悩ませるナンバー3に入るでしょう・・・
辺を取って起こる悪影響は・・・まず、終盤戦で手損をしてしまう事がある・・・
中盤、相手の石をイッパイ返してしまう可能性があるということでしょうか。
さて、辺の形ですが上の辺の形をブロックと言います。
これは、悪くも無く良くも無くって所でしょうか・・・。
相手が初心者の場合はプレッシャーをかけるのには良いかとDIO的には思います。
そして、左辺と下辺の形を山と言います。一般的にはこれは良形です。
DIO的には山を作れる可能性があるのなら、その辺は取っていいのではと思います。
右辺の形をウイングと言います。一般的には悪形です。
しかし、分析してみるとウイングを作ることが最善手だったりもしますのでケースバイケースでしょう。
まあ、DIO的にはよほどの理由が無いかぎり作らない方が良いかと思いますが・・・
どうして、ウイングが悪形かというと・・・
こうなるからですね・・・。←DIOは何回やられたか・・・数えられません(泣)
○定石
上級者の方々に、上手くなるにはどうすればいいの?
と尋ねると、必ず帰ってくる言葉が「定石を憶えなさい」だったりする。
そう、オセロにも将棋や囲碁の様に定石があるのです・・・
調べてみると、虎や馬や羊や猫や蛇やヒラメや・・・
実に多くの種類があります・・・あ〜憶えるの面倒くさいぜ・・・(-_-;)
アホなDIOには無理っぽいな・・・でも1つ位だったら・・・
というわけで、DIOの選んだ定石が(フラット)ローズです。未だにこれしか知りません。
なぜ、ローズにしたかというと・・・ズバリ簡単で憶えやすかったからです(笑)←お前は小学生か・・・
しかも、フラットローズはほとんどの場合27手目までパターン化されていて、
中盤まで引っ張ることができるという特典つき・・・
ローズはオセロの代表的な定石です。したがって、打てる人が結構多く、憶えておいて損は無い定石でしょう。
定石とは、ゲームの序盤を互角に打つための手順です。
したがって、大体の場合、定石を外して打つと不利になっています。
棋力に圧倒的な差がある上級者とのゲーム時、これはキツイですよね・・・。
結局、そのまま挽回の余地もなく、早くも中盤でドン詰まり・・・ズタズタボロボロにされてしまう・・・
でも、相手が定石で展開してきた場合、その様な情けない事も減るかと・・・。
フラットローズ
この、ローズという定石は壮絶な引っ張りの応酬です。
白は右の方に白い壁を作っていて、自分から打つことができず、
黒もまた、左の方に黒い壁を作っていて自分から打てません。
こういう展開になった場合、先に相手の壁を破った方が不利とされています。
したがって、黒は出来る限り白壁を破らない為に相手を右の方に引っ張るのです。
反対に、白は黒をいかに早く左の方に誘い込む(引っ張ってこられるか)事が出来るかが勝負のポイントとなります。
こういう場面は、ローズの時ばかりではないでしょう。中盤、多くみられる展開です。
自分から打つことの出来ない壁を作ることは極力避けるべきです・・・←でも、出来ちゃうんだよな・・・DIOの場合(爆)
○BLACK OR WHITE ?
黒でも白でもかわらないじゃん・・・。
いや、そんなことは無いのです。黒白それぞれに特徴があるのです・・・
黒が白に対して優位に立っている点は、定石が選べるという所。
それに対して白は、2手目に縦取りか横取りか斜取りか選べるのみ。
そう、言い換えれば黒は定石3つ知ってれば良いって事になりますね〜。
縦ならローズ、横ならネズミ、斜めならヨットと・・・
だから、一つの定石を徹底的に研究でき、即、実践できる。
それに比べて白はどうだろう?確かに、「オレは縦しか取らないぜ!」と決めたとしよう。
縦の定石は、ローズ、トラ、ウマ、ヒツジ、ネコ、手塚、他にもイッパイ、イッパイあるのよ(T_T)
「さ〜、黒は何の定石で来るのかな〜???」。そう、白は定石イッパイ知ってないと強くなれません。
じゃあ、白っていいとこないじゃん!って?
いや、白はもの凄い必殺技もってるわけよ・・・。ゲームの最終手が打てるという・・・
基本的にオセロというゲームの特性上、最終手を打てるって凄いアドバンテージなわけです。
さあ、あなたはどっちを選ぶ?(^。^)
まだ、オセロ始めたばかりの方は黒が良いかもね〜。←DIOも基本的には黒打です・・・
○C打ち
初心者の方とゲームをしていると、平気に単独でデンジャラスゾーンであるCに打ってきたりする。
そもそも、Cエリアとはどこの事を言ってるかというと・・・
角の隣の「A2、B1」と「A7、B8」と「G1、H2」と「G8、H7」の事。
それに対して、角の斜め隣「B2、B7、G2、G7」を、Xとか☆とか言ったりする。
X、☆はCよりも遥かにデンジャラスなので、打つときは細心の注意が必要です。
では、なぜ単独C打ちがデンジャラスなのかと言うと・・・
このように、非常にデンジャラスとなっております・・・。
なにか、目的があって打つのなら良いのですが・・・「とりあえず打っとこう!」とかは止めといたほうが無難です。
要するに、角の近くに打つってことはそれなりのリスクを伴うってことですね〜。
○偶数理論
これも、上級者の方々が良く口にする言葉・・・終盤、最善手を探す手がかりになる考えです。
BLACK OR WHITEのコーナーでも少しお話してるんですが、
オセロというゲームは手止まりを打った方が大体有利です。
「どういうこと?」と言うと・・・奇数空きの所から打ちなさいということです。
奇数空きから打つと・・・自分→相手→自分・・・と、自分で手止まりを打てるはずです。
ただ、注意してほしいのは偶数理論も絶対ではないとういことです。
偶数理論も、あくまで最善手を探す手がかりです。事実、奇数空きの所に最善手がある場合は大変多いそうです。
実際は偶数理論を手がかりに、「ここだ!」というのを予測します。
そして、そこに指した場合、自分の石が最終的に何個になるのかを数えないとダメですが・・・
でも、「なんか分からないな〜」と、迷ってしまった場合・・・
取りあえず奇数空きに「エイッ!」と指してみるのも良いかも・・・。←DIOはいつもこのパターン(爆)
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